現在JAL、ANA国内地方路線では
B737-800を中心に運用されています
スカイマークは保有機材全てB737-800に統一
統一することでコストの削減を図る というものですね
他にはソラシドエア、春秋航空日本もB737-800を運用
ってことで今回は国内線で活躍するB737-800を
飛行機初心者向けに色々比較しようなかなと。
(マニアックなネタ、情報は持ってない)
同じ機材ですが会社ごとに若干違いがありますからね。
【JAL】
現在ー800は50機が活躍中(国際線含む)
JALの大きな特徴として
2014年から16年にかけて国内線全機材をSKY NEXT改修を実施
リニューアル工事ってやつですな
これにより全機材でWIFIが利用できるようになりました
機内マップ
座席数165席
(クラスJ 20席 普通席 145席)
大きな特徴としてJALご自慢のクラスJが20席設置
機内マップから見てわかる通り
普通席は3×3に対し2×3配列。少しシート幅が広いのと
シートピッチも拡大 鉄道で言うところのグリーン車みたいなものです
飲み物の種類も普通席より多く
何より追加料金は普通席+1000円!
ANAでもグレードの高い席「プレミアムクラス」が設置されてますが
これ鉄道で例えるとJR東のグランクラス相当。ちょいとサービス過剰な気もするので
JALならグリーン感覚で程よく快適に過ごせるかなと
普通席は黒色の革張りシート
個人的に革張りってずるずる滑って好きではないのですが
このシートはあまり滑らずとても好きです
B737-800では普通席、クラスJ共にPC用コンセント、USB無し
【ANA】
ANAでは40機が運航
まずは気になるWIFI
公式ページでは「一部でWIFI利用不可」 となってますが
今の所WIFIの無いー800に当たったことは一度もありません
調べてもよくわかりませんが
どうやら使用できないのは1機だけ という情報も
なのでWIFIはほぼ利用できる と思っておいても間違いは無いかと
機内マップ
座席数166席とJALより1席多いです
JALではクラスJと普通席に隔たりはありませんが
ANAではプレミアムクラスと普通席は壁とカーテンで仕切られているため
普通席に座ると 少し飛行機が小さく感じる そんな印象
JALではご自慢クラスJが存在しますが
ANAではプレミアムクラスが前方に8席設置
先ほども触れましたが鉄道で言うところのグランクラス相当
単に広いだけでなく飲み物も大幅に充実、時間によっては食事も有る
クラスJ以上に大変贅沢な時間を味わえます
コンセント、USB電源有
料金は便によって異なりますが
アップグレードの場合
普通席+6000円から15000円程 かなりバラつきがありますね
普通席は紺色のシート 布張り
コンセント、USB無し
広さ、機能面ではJALとそう変わりはないと思われます
布張りか革張りシートかの違いくらいかなと
最近ANAではー800を何機かリースで導入したので
新しいピカピカ機材に乗ることができるかもですね
【スカイマーク】
スカイマークは全席普通席 の177席
WIFIの設備は無し
スカイマーク=安い=狭い と思う方もいるかもですが
スカイマークはシートピッチを大手と同様にしてるので
一切狭くはありません(座席数が大手より多いのは全席普通席の為)
前方席は少し広めに設定、追加料金が必要です
機材はリースで調達してるので細かい仕様はバラバラですが
座席は白色の革張りシートが基本ですが一部紺色革張り席も有
PC用コンセントも装備されてますが
一部機材では設置されてない様子
たぶん紺色席のタイプがコンセント無し
1/3の確率で使えないと思えば良いかな?
これは機材の話ではないけど
飲み物サービスはコーヒーのみが無料(NESCAFE)
他は水だろうがお茶だろうが有料となってます
でもキットカットが無料で貰えるから許しましょう
パッケージが何種類かあるそうで
こちらは仙台仕様 乗った便は仙台関係なかったけどね。
【ソラシドエア】
先に謝っておくとまだソラシドエア乗ったこと無いので
あまり詳しく書けません(;'∀')
年内に一回乗る予定なので詳しい事はまた乗ってから追加する かもしれません
機内マップ
こちらもスカイマーク同様全席普通席ですが
座席数は174席と少し少な目
何より先ほどの3社は普通席のシートピッチを79cmに設定されてるに対し
ソラシドエアでは2cm広い81cmに設定
JAL、ANA以外は格安航空みたいに考える人もいるみたいですが
なんともったいない こっちの方が広くて快適です
さて気になるコンセント、WIFIですが
全機設定なし
しかしUSBは一番新しいJA813Xに全席装備されているとのこと
保有機材13機なので当たる確率は低いけど
これは運次第 当たると良いな程度に思っておくと良いかなと
スカイマークと比較すると
こちらは無料の飲み物が多数用意されてる点もポイントかもです!
【春秋航空日本】
中国の春秋航空の日本法人 通称スプリングジャパン
いや、元は中国の会社ですけど
日本だと中華ブランドって
「安いけど・・・」というイメージが今でも強いわけで
安全が最重要な航空業界に中華で殴り込みなんてよほど自信があったのか
日本のLCCで唯一B737-800の運用
春秋航空の本家はA320で運用されてますが
どういうわけか日本ではB737-800
たぶんパイロットや整備士の確保の点からでしょう
こちらも乗ったことが無いのでかるーく
LCCなんで狭いです。189席仕様 鬼か
最前列、非常口席以外にも広い席が用意されているようですね
(2列目、3列目)
当然コンセント、WIFI等の設備は無し
シートピッチは他のLCC同様74cm(29インチ)
まぁ何はともあれスプリングジャパンも乗ったこと無いのでよくわからん
これも実際乗ってみて ってところですね!
まとめると・・・
【WIFI利用可】
JAL ANA(1/40で利用できないのが来る)
【コンセント利用可】
ANA(プレミアムクラス) スカイマーク(席の色が紺色だったら諦めろ)
【USB充電可】
ANA(プレミアムクラス) ソラシドエア(当たる確率1/13)
【座席の広さ順(主にシートピッチ)】
※非常口席等は考慮しない
ANAプレミアムクラス
↓
JALクラスJ
↓
ソラシドエア (以下シート幅は同じ)
↓
JAL普通席、ANA普通席、スカイマーク
↓
スプリングジャパン
ここまで書いてて思ったけど
機材(B737-800)の比較じゃなくて会社毎の違いにした方がよかった??
けどB737-800のファンを広めるためにもこれを書きました
たぶん2~3人は増えると期待してます←
次回は日本で活躍するB737-700特集 になるかもしれません